年末年始のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

さて、年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

■年末年始休業日
2023年12月30日(土)~2024年1月4日(木)
※2024年1月5日(金)より、通常営業を開始いたします。
※事例集請求やお問い合わせにつきましては、2024年1月5日(金)以降にご連絡いたします。

2022/10/10(木)キャプティブ&投資セミナー開催報告

2023/10/10(火)12:00〜(ハワイ現地時間)、
セントラルパシフィックバンク本店セミナールーム(ハワイ)にてキャプティブ&投資セミナーを開催いたしました。

今回は30名以上の方々がご参加と非常に多くの皆様にお越しいただくことが出来ました。 セミナー後のレセプションパーティーもとても盛り上がりました。

国内においては、医療法人様に特化したセミナーにて100名以上のお申し込みをいただくなど、
益々の情報提供のニーズが高まっていることを肌で感じております。

 

次回のハワイ現地セミナーは、2023年12月13日(水)開催の予定です。
詳細はこちらからご覧ください >>

設立コスト、運営コスト大幅に軽減。中堅中小企業のリスクヘッジと共に資産防衛ができるマイクロキャプティブ保険が登場

当研究所のプレスリリースがPR TIMES より配信されました。

詳細は以下の通りです。

—–

キャプティブ保険で利益が出る仕組み

規模が大きくなるにつれ対策が難しくなる法人の資産防衛の、新たな選択肢をご提供します。
従来のピュアキャプティブでは数億円以上の出資が出来る大企業向けの対策でしたが、約3000万円から始められるマイクロキャプティブ保険を開発いたしました。
キャプティブの種類
【大規模な場合】 …… ピュアキャプティブ
単一の企業・企業グループによって出資設立されるキャプティブ保険。
1億円以上の設立コストがかかり、参入ハードルが非常に高い。

【中規模の場合】 …… マイクロキャプティブ
一般社団法人キャプティブ研究所が独自でキャプティブ保険をマレーシアラブアン領に設立。
こちらのキャプティブに加入することで設立コストがかからず初期投資を大幅に縮小します。

企業の高度なリスクヘッジとしての側面
キャプティブ保険によるリスクヘッジの特徴的なポイントをピックアップします。
マイクロキャプティブにより、利益規模が合わないと諦めていた法人様も同様のリスク管理ができるようになりました。

1.海外拠点なので国内災害に強い
日本という国は島国であり、災害大国です。

資産を一拠点に集中させてしまうと災害により資産を失ってしまう可能性が常に残ります。
2.日本の金融業法の基準は世界トップクラスに厳しい
基準が厳しいことで守られていることもありますが、海外と比較して日本の保険は融通がきかない場合があります。

3.米ドル資産運用による為替リスクからの資産防衛
円通貨だけで資産を保有するのではなく、米ドルという世界の基軸通貨でリスクヘッジができます。

記憶に新しい東日本大震災では、地震保険に入っておらず(保険料が高くて入れないケースが大半)資産が亡くなってします中堅中小企業が多く出ました。
このような大規模災害のリスクヘッジは国内保険のみだと対応しきれないため、キャプティブ保険が選択肢に入ります。

キャプティブ保険は利益を生む仕組みがある
再々保険の仕組みにより、掛け捨て保険と違い利益を生むことが出来ます。

マイクロキャプティブ保険を使うベストな利益フェーズ
5000万以上の利益が出始めた時。
資産防衛、リスクヘッジ、税対策、保険料の軽減など、様々な効果を期待できます。

また、それよりも多い数億の利益フェーズであれば、自社に合わせたキャプティブ保険の設立を行うため、ピュアキャプティブ(一般的なキャプティブ)やセルキャプティブが推奨されます。

なぜ小規模事業では話題に上がらないのか
キャプティブ保険の性質上、数千万、数億というまとまった投資額が必要になるため、小規模事業では利用されません。また、保険会社からの情報や海外金融の情報が入りにくいため広まりません。

なぜマイクロキャプティブ保険が必要なのか
1.地震や津波等、国内の保険ではカバーしきれないリスクに中堅中小企業でも加入できます。

2.今までの保険を合理的に見直すことで、効果的な保険設計ができ、効果的に掛け捨て部分が減ることで収益を上げることができる。

3.中堅中小企業ではなかなか活用できない海外の銀行口座や金融商品にアクセスできます。

4.ドル資産など外貨を保有することで急激な円安によるリスク分析をすることができます。

5.海外の税制を活用し合理的なタックスマネジメントができます。

6.キャプティブ研究所のノウハウにより事業承継や株価対策でキャプティブを効果的に活用することが可能です。

企業が成長するにつれて、多くのリスクを抱えることになります。また、リスクは災害だけに及ばず、事業承継による後継者の税負担という問題もあります。中堅中小企業ではできなかった事業承継対策としてのマイクロキャプティブ保険の活用も我々は研究しております。

マイクロキャプティブ保険のご相談はキャプティブ研究所まで

資料請求や、簡単なご相談からお気軽に
キャプティブのセカンドオピニオン
国内屈指のキャプティブ経験者が対応します。

・お問い合わせはこちらから
https://captivelabo.com/inquiry/

・関連コンテンツ:漫画でわかるキャプティブの仕組み
https://captivelabo.com/lp/

■会社名
一般社団法人キャプティブ研究所
■理事
代表理事 足立 哲真
常務理事 藤方 徹
常務理事 福嶋 聡

■所在地
〒108-0023
東京都港区芝浦3-16-4 山田ビル4階

■事業内容
・キャプティブ全般に関する調査及び研究
・世界及び日本企業におけるキャプティブ活用例の研究
・キャプティブの設立、運営に関する助言及び斡旋 他

—-

キャプティブ通信 Vol.16 ラブアンキャプティブを設立する上で重要なこと

ラブアンキャプティブを設立する上で重要なこと

 

今回は、日系企業からも非常に注目されているドミサイル、マレーシアのラブアンについてお伝えいたします。

 

ラブアンは、首都クアラルンプールから飛行機で2時間半のところにある人口10万人の、のどかな田舎町です。もともとリゾート地としての人気がありましたが、1990年マレーシア政府によるオフショア会社法が制定され、ラブアン・オフショア金融サービスセンター(LOFSA)が設立されました。そして現在は世界中の金融機関が支店を出している地域になっています。

 

キャプティブについては、現在約100社近い会社が設立をしており、その大半がアジアの企業になります。日本企業は最も多く、約50社になります。有名なのは、大和ハウスのキャプティブですね。それ以外にも建設・医療・エネルギー系の企業が設立をしております。

 

ラブアンキャプティブの魅力は金融保険業に係る税金は3%という非常に低い税率です。(タックスヘイブン対策税制には別途検討が必要です。)

このラブアンキャプティブに欠かせない存在がキャプティブマネジャーですが、それと同等にトラストという存在も非常に重要になります。ラブアンのトラストとは、ラブアン金融庁や行政とやりとりをする窓口になる非常に重要な存在で、それ以外にも、

  • ・ラブアン法人設立管理業
  • ・ラブアン金融ライセンス取得、ファンド設立
  • ・決済口座、証券口座の開設
  • ・就労ビザ取得及び更新サポート
  • ・経理処理

などの非常に重要な業務を担当する存在です。このトラスト選びで失敗する企業も多いと聞きます。進出される際は複数のトラストを比べて依頼をすることをお勧めします。

 

弊所も複数のトラストとの連携をしておりますが、得て不得手があります。やはりここは使ってみないと分からないところです。日本でも顧問税理士や顧問弁護士、司法書士などもいくつか使ってみないと実際のところ分からないのと同様です。

特に大きなお金が動くキャプティブだからこそ、トラスト選びは非常に重要だとご認識いただければ幸いです。

 

キャプティブ設立のご相談・お問い合わせはこちら >

キャプティブ通信 Vol.15 ハワイドミサイルの今後

ハワイドミサイルの今後

 

今回もハワイからお届けします。

 

先日、某ハワイの銀行とMTGをしたのですが、ハワイは全世界的に見てもキャプティブ誘致を非常に積極的にしており、来年以降も更に誘致を強化するとの事でした。

 

 背景にはコロナや円安による日本人観光客の減少があるようですが、もう一つ重要なことがあります。それは、11月8日のハワイ州知事選の結果、民主党のジョシュ・グリーン氏が当選したことです。グリーン氏は現イゲ知事政権下で副知事として活躍された方で、元々は医師としてのキャリアを活かしコロナ関連対策などを先導されたことが当選の後押しになったようです。グリーン氏はキャプティブにも非常に明るい方であり、観光産業だけではなく金融保険業でも誘致を積極的にされる方向とのことです。(某銀行幹部談)

 

 キャプティブに関わる銀行も各サービスプロバイダーも日本語対応をしているハワイは、今後も人気のドミサイルとして確固たる地位を築いていくことでしょう。

 

しかし、一方で円安の影響は現地に行くと痛感します。本日食べた丸亀製麺の肉玉うどん大盛りは日本円換算で約2,000円、コーヒー店ではアイスコーヒーが1杯1,000円近くします。当面、物価高の上昇率は落ち着くものの高い状態で推移するでしょう。日本円の価値がどんどん落ちるのを体感しますし、外貨準備の必要性を切に感じます。

ご相談・お問い合わせはこちら >

キャプティブ通信 Vol.14 ラブアンキャプティブについて

ラブアンキャプティブについて

 

10月5日から4日間マレーシアのクアラルンプールとラブアン島に訪問してきました。ラブアンはマレーシアの首都クアラルンプールから、飛行機で約2時間30分のところです。非常にのどかな田舎町ではありますが、世界の銀行が支店を出している金融島でもあります。
 ラブアン現地キャプティブマネジャーや弁護士、税理士、会計士との久しぶりのMTGは、大変有意義な時間でした。弊所のお客様も、ラブアン島にキャプティブを設立されています。コロナ禍でなかなか現地訪問ができない時期が続きましたが、今回ご案内できたことでお客様も安心感が高まったと仰っていました。やはり、温度感や人の繋がりがあるとイメージできる幅も広がりますね。

 

 現状、ラブアンキャプティブは50数社ありますが、大半が日本の企業です。(大和ハウスが有名ですね。)取り扱う種目として多いのは、火災・家財・地震・賠責などです。
 また、マレーシア特有ですが、基本現地の担当プロバイダーはほとんどが女性です。男性はどちらかというと仕事に対しては緩く、女性の方がしっかりしているという国民性のようです。しっかりと細やかなところまでフォローしていただけるので、依頼する側からすると安心できます。

 
 

ラブアンキャプティブも、今後は設立需要が高まっていくと予想されております。OECDの法人税率の議論で、保険業が適用除外になるというのが追い風なっている一方、設立需要に対して供給する人材が不足しており、設立費用が高騰すると予想されます。
 ラブアンは現状、適用要件をクリアすると法人税が3%で済むというタックスヘイブン地域になります。キャプティブだけではなく、ラブアン法人を設立し、マレーシア居住をしながら税対策をする日本人も増えているようです。

 

マレーシアは平均年齢が29歳という非常に若い、これからの国です。人口3,000万人ではありますが、国土は日本とほとんど同じぐらいの広さになります。開発が年々進み、大きな可能性を秘めている国だと肌で感じました。多民族、多宗教の民主国家ということで非常に面白い国です。今後も訪問する機会が増えそうですので、その度に新たな情報をこちらのメルマガでも配信したいと思います。

ご相談・お問い合わせはこちら >

2022/09/01(木)キャプティブ&投資セミナー開催報告

2022/09/01(木)13:00〜(ハワイ現地時間)、
セントラルパシフィックバンク本店セミナールーム(ハワイ)にてキャプティブ&投資セミナーを開催いたしました。

当日は、10名参加されました。

セミナー後は、レセプションパーティーを行い、参加者の皆様でご交流されました。

セミナーは2ヶ月に1回の頻度で開催しております。
ハワイの現地でしか聞けない情報などもセミナーでお話ししておりますので、
ご都合の合う方は是非ご参加ください。

次回のセミナーは、2022年11月9日(水)開催の予定です。
詳細はこちらからご覧ください >>

キャプティブ通信 Vol.13 取引信用保険を活用したキャプティブの可能性

取引信用保険を活用したキャプティブの可能性

 

現地時間で明日、第2回目のセミナー@ハワイを開催させていただきます。
(前回はオンライン配信を行いましたが、銀行側からのコンプライアンスの観点上、今回はリアル開催のみです。)
日本からもキャプティブを検討中の方がご参加され、良い時間になりそうです。

 

さて、本日のテーマは「取引信用保険を活用したキャプティブの可能性」についてです。
そもそも取引信用保険とは、取引先の倒産や支払い遅延によって売掛債権を回収できなくなるリスクに備えられる保険です。取引先の倒産や破産、支払い遅延などで、売掛金や売掛手形などが回収できなくなって損害が生じると保険金が支払われる保険になります。

 

日本で加入をされている企業も増えてきておりますが、日本の保険会社の補償範囲は決して広いとは言えず、地震・津波などで売掛債権が回収できない状態の場合は免責など、使いたい時に使えない商品もあります。
 一方、取引信用保険の主戦場は欧米です。日本に進出している外資系の取引信用保険会社は3社ありますが、その全てが欧州です。日本の保険会社ではカバーが難しい、サービス提供(役務)に対しての売掛債権や、地震・津波の自然災害、戦争などもカバーできる非常に優れた商品を提供しています。
 そこで、キャプティブを活用し、高額な売掛債権の補償や一定金額以下の全売掛債権を無記名で補償、国内・海外の売掛債権を同時に補償等、リスクの引受補償範囲等を交渉する事で、キャプティブに残る収益性を高める可能性もあり、保険と収益の両面を追求できる非常に優れたキャプティブプログラムになる可能性が高いです。

 

詳細については、是非一度ご相談ください。

ご相談・お問い合わせはこちら >

キャプティブ通信 Vol.12 ハワイキャプティブ&投資セミナー

ハワイキャプティブ&投資セミナー

 

暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 6月に開催したハワイオンラインセミナーも無事に終了し、非常に役立ったとご満足のお声をいただきました。当日はセントラルパシフィックバンクのセミナールームをお借りし、グループCEOの与那嶺会長にもご挨拶をしていただきました。お話を伺うなかで、日系企業の誘致をかなり積極的に取り組まれていると実感しました。
 ハワイはもうノーマスクで、マスクをしていると違和感がある状態です。飲食店も多くの人が入っており、活気が戻ってきています。

 
 

さて、大変好評いただいたオンラインセミナーですが、大変残念ながら、セントラルパシフィックバンクや海外生命保険の話では、日本への勧誘と見做されるリスクがあるということでオンラインセミナーは今後開催を断念する事になりました。
 しかし、そういうことであれば、現地だからこそお伝えできる情報を更に充実させようと、第2回目を開催する運びとなりました。今回の内容は以下となります。是非、ご旅行やビジネスと重ねて日程の合う方はご参加いただければ幸いです。

【開催概要】
▼日時 ※現地時間
2022年9月1日 13:00-17:30
13:00-16:00 セミナー
16:00-17:30 レセプションパーティー

▼主な講演内容
・ハワイキャプティブプログラムを活用したリスクファイナンスと資産防衛についての研究報告
・ハワイ再保険会社、ブローカーによるキャプティブの活用方法
・セントラルパシフィックバンクによる資産運用の活用事例
・ハワイ不動産の魅力と物件紹介 など

その他詳細やお申込みは、下記よりご確認くださいませ。 
みなさまのご参加お待ちしております!

セミナー情報はこちら >

CONTACT US
キャプティブに関するお問合せは、
お問合せフォームまたはお電話にてお寄せください。