キャプティブのデメリットと問題点まとめ

  1. キャプティブの問題点
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はじめに

キャプティブは、既存の保険商品だと解決できない、企業を取り巻く課題の多くを解決する事できる優れたメリットがある反面、当然ながらデメリットもあります。キャプティブのデメリット、レンタキャプティブのデメリット、税制変更によるリスク等、キャプティブの問題点についてまとめました。

《参照:キャプティブのメリット》

キャプティブのデメリットとは?

まず、保険会社・弁護士・会計士などの専門家のコンサルティング費用などがキャプティブ設立の際に必要となります。そのため、保有リスクが小さい場合など、小規模キャプティブでは採算が合わなくなります。ある程度の保有がないと、破滅するリスクがあります。

再保険型のキャプティブでは元受け保険会社と密接な関係を築く必要があり、キャプティブと既存保険会社が競合関係になることで連携が困難になる可能性もあります。

また、キャプティブだけでは突発的な大事故や損害発生頻度の増加等で想定以上に悪化した場合の巨大なリスクはカバーできないので、再保険会社と直接交渉しなくてはいけなくなります。

レンタキャプティブの場合のデメリットとは?

レンタキャプティブとは?

上記の通り、キャプティブを設立するには、相応の出資金や設立・運営費用等が必要で多額の費用がかかります。

この費用を抑えるため、あるいは速やかに業務をスタートさせるために、自前でキャプティブを設立せず、第三者が引き受け母体として所有するキャプティブの一部(セル)を借りることにより、キャプティブを所有するのとほぼ同等の機能を享受できる形態があります。

このように、キャプティブの機能を複数の企業に賃貸することを目的として設立される保険子会社をレンタキャプティブといいます。

レンタキャプティブのデメリット

レンタキャプティブにおいては資本投資額が極めて小さいため、リスク保有額が小さくなります。そのため、損害成績が良好な場合でも利益は小さくなります。

セルのオーナーは、レンタキャプティブ全体の経営に対する影響力は持つことができず、レンタキャプティブの各種規則に従わなければなりません。

税制の変更によるリスク

税制の変更により、保有が減り、キャプティブ運営が厳しくなる可能性も否定できません。その場合は、キャプティブを閉鎖してリスクを最小限に抑えることもできますが、キャプティブを閉鎖するには現地の当局からの承認が必要となります。

キャプティブマネージャーによるリスク

キャプティブは、多国間での税務・会計などの専門知識が必要となるためキャプティブ設立の支援を行うキャプティブマネージャーの選別がまず重要となります。

実際、過去にはあるキャプティブマネージャーを選択したことで、キャプティブ設立後に税務審査が入ったケースもあるので、キャプティブマネージャー選びには十分注意が必要です。

キャプティブの問題点の回避策

以上のようにキャプティブには問題点もありますが、2018年までに延べ80社を超える企業にキャプティブによる資産構築モデルを提供してきたキャプティブ研究所の研究員が以上の問題点を回避しながら企業が抱える課題を解決するためのスキームを提供いたします。

まとめ

  1. キャプティブ設立には、保険会社・弁護士・会計士などの専門家のコンサルティング費用など多額の費用がかかる。
  2. 保有リスクが小さい場合など、小規模キャプティブでは採算が合わなくなります。ある程度の保有がないと、破滅するリスクがあります。
  3. 再保険型のキャプティブでは元受け保険会社と密接な関係を築く必要があり、キャプティブと既存保険会社が競合関係になることで連携が困難になる可能性がある。
  4. キャプティブだけでは突発的な大事故や損害発生頻度の増加等で想定以上に悪化した場合の巨大なリスクはカバーできないので、再保険会社と直接交渉しなくてはいけなくなる。
  5. レンタキャプティブにおいては資本投資額が極めて小さいため、リスク保有額が小さくなります。そのため、損害成績が良好な場合でも利益は小さくなる。
  6. セルのオーナーは、レンタキャプティブ全体の経営に対する影響力は持つことができず、レンタキャプティブの各種規則に従わなければなりません。
  7. 税制の変更により、保有が減り、キャプティブ運営が厳しくなる可能性も否定できません。
  8. 過去にはあるキャプティブマネージャーを選択したことで、キャプティブ設立後に税務審査が入ったケースもあるので、支援業者選びには十分注意が必要です。
  9. キャプティブ研究所では以上の問題点を回避しながら企業が抱える課題を解決するためのスキームを研究しています。

結局、キャプティブって何?研究者が分かりやすくご回答いたします。

「本当にキャプティブにメリットがあるのか?」「キャプティブは、いくらからメリットがあるのか?」など、研究者が分かりやすくご回答いたします。「もう少し分かりやすくキャプティブの仕組みを教えて欲しい」という方にも丁寧にご説明いたします。

「どのぐらい資産を残せるのか?」「これぐらい資産を残したい」「かける保険が分からない」等、キャプティブの使い方によって変わってきます。2019年までに延べ80社を超える企業にキャプティブによる資産構築モデルを提供していきた当研究所の研究者にご相談下さい。

キャプティブ研究所代表研究員

足立 哲真 キャプティブ研究所 所長 研究者

金融サービスのプロフェッショナルとして世界中から認識されている国際的な組織MDRT(Million Dollar Round Table)の最上位メンバーであるTOT(Top of the Table)に2010年度より世界最年少で8年連続して入会。企業への財務戦略や経営者個人への資産防衛、資産運用のコンサルティングを専門とし経営者から高い評価を得ている。あらゆる中小企業の財務に関わる中で「保険だけでは限界がある」と痛感し、日本ではまだ注目されていなかったキャプティブを活用した資産構築スキームの研究に取り組む。2019年までに延べ80社を超える企業にキャプティブによる資産構築モデルを提供。業界の第一人者として注目を集めている。

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