損害保険協会より令和6年能登半島地震に係る地震保険の支払件数・支払保険金等(5月31日時点)の発表がありました。発表によると、事故受付件数は10万3,439件、支払保険金は909億7091.6万円です。
年 | 震災名 | 保険金額(円) |
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1995年 | 阪神淡路大震災 | 783億円 |
2011年 | 東日本大震災 | 1兆 2,891億円 |
2018年 | 北海道地震 | 536億円 |
と、地震の凄惨さを物語っています。ちなみに、いずれも「個人加入」での地震保険支払いです。
個人での地震保険加入率は年々上昇し現在6割程度と言われる一方で、法人での地震保険加入は未だ数%程度と言われています。もちろん経営者の皆様は地震リスクへの対策が事業存続に関わる重要項目であるという認識は既にお持ちです。しかしながら、そもそも補償範囲外として加入できない場合や、加入できたとしても保険料が非常に高額であることで加入自体の壁が高いのが現状になります。
このような状況の経営者様から関心が高まっているのがキャプティブです。地震被害の補償の選択肢を増やしつつ、保険料に関しても割安で検討できる手段としてもご活用いただけます。
引き続きメルマガにて、様々なリスクに関する情報をご紹介いたします。
【参照】
- 一般社団法人損害保険協会. 令和6年能登半島地震に係る地震保険の支払件数・支払保険金等について
https://www.sonpo.or.jp/news/release/2024/g34l0i0000002t7a-att/240613_01.pdf