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2022.09.01

キャプティブ通信Vol.13 取引信用保険を活用したキャプティブの可能性

取引信用保険を活用したキャプティブの可能性

 

現地時間で明日、第2回目のセミナー@ハワイを開催させていただきます。
(前回はオンライン配信を行いましたが、銀行側からのコンプライアンスの観点上、今回はリアル開催のみです。)
日本からもキャプティブを検討中の方がご参加され、良い時間になりそうです。

 

さて、本日のテーマは「取引信用保険を活用したキャプティブの可能性」についてです。
そもそも取引信用保険とは、取引先の倒産や支払い遅延によって売掛債権を回収できなくなるリスクに備えられる保険です。取引先の倒産や破産、支払い遅延などで、売掛金や売掛手形などが回収できなくなって損害が生じると保険金が支払われる保険になります。

 

日本で加入をされている企業も増えてきておりますが、日本の保険会社の補償範囲は決して広いとは言えず、地震・津波などで売掛債権が回収できない状態の場合は免責など、使いたい時に使えない商品もあります。
 一方、取引信用保険の主戦場は欧米です。日本に進出している外資系の取引信用保険会社は3社ありますが、その全てが欧州です。日本の保険会社ではカバーが難しい、サービス提供(役務)に対しての売掛債権や、地震・津波の自然災害、戦争などもカバーできる非常に優れた商品を提供しています。
 そこで、キャプティブを活用し、高額な売掛債権の補償や一定金額以下の全売掛債権を無記名で補償、国内・海外の売掛債権を同時に補償等、リスクの引受補償範囲等を交渉する事で、キャプティブに残る収益性を高める可能性もあり、保険と収益の両面を追求できる非常に優れたキャプティブプログラムになる可能性が高いです。

 

詳細については、是非一度ご相談ください。

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