What’s Captive
キャプティブとは
キャプティブのメリット
保険商品による対応が難しいリスクへの対応を容易にすることができる
キャプティブを作って自ら保険会社となってリスクの引き受けが可能になります。
つまり、元受保険会社では引受が難しいリスク、掛金が高額なリスクの一部を自分で引き受けることで、保険内容の充実やコストの軽減が可能となります。
- キャプティブを作ってみずから保険会社となりリスクの引き受けが可能
- キャプティブをつくるこでみずから“仕入れ”が可能。は保険会社の“仕入れ”部分
メリット
- 元受保険会社では引受が難しいリスク(注)、掛金が高額なリスクの一部を自分で引き受ける(自家保険)で、保険内容の充実やコスト削減ができる。
- 再保険市場から直接仕入れることで、価格や保険内容に対する選択肢を広げることができる。元受会社への交渉力強化という付随効果も。
企業内のリスクマネジメントへの関心の向上が期待できる
キャプティブは自ら保険会社となってリスクを引き受けるので、自社のリスクを直接保有することになります。また、様々な情報も自社で管理することになります。当然のことながら、キャプティブの成績は自己責任となります。そうなることで、企業の中にリスクマネジメントへの意識を醸成することができる。一元化された企業リスクの分析が可能なる。ロス防止活動に関する研究・開発が促進されるなど、企業内のリスクマネジメントへの関心向上が期待できます。
- 自社のリスクを直接保有。キャプティブの成績はいわば“自己責任”
- さまざまな情報を自社で管理
メリット
- 企業の中にリスクマネジメントへの意識を情勢することができる。
- 一元化された企業リスクの分析が可能になる。
- リスクマネジメントに関する企業内啓蒙活動が活性化される。
- ロス防止運動に関する研究、開発が促進される。
- リスクマネジメント分野の人材育成が可能となる。
経済効果が期待できる
グループ内に保険会社を持つことで以下の効果が期待できます。
- グループに保険会社を持つことで“保険事業収益”“運用収益”の享受を期待
- 保険制度の活用を通じたスキームメリットの享受を期待
メリット
- ①保険事業収益
- 保険金支払額が少なく済んだ場合、保険事業収益が得られる。
- ②運用収益
- キャプティブ内の資金(資本金や責任準備金、支払備金)からの運用収益が期待できる。
- ③保険制度の活用
- 親会社が自社内に保有する積立金は課税対象、キャプティブ内に積み立てる準備金は一定範囲で非課税。
親会社の支払う元受保険料は損金処理できる。
キャプティブの活用方法
加入困難な企業向け地震保険とキャプティブの活用
日本の企業向け地震保険は、「掛け金が高い割には補償の範囲が狭い」「そもそも加入できない」といわれています。
2011年3月11日の東日本大震災より遥かに大きな地震、南海トラフ地震が起きるのではないかといわれているので、日本の損害保険会社は、企業向け地震保険加入へのハードルを上げてしまい、「掛け金が高い割には補償のレベルが低い」と法人の企業向け地震保険加入を諦めてしまう企業も多いです。
キャプティブの活用によってこの悩みを解決することが可能です。
ポイント活用や延長保証による
保証料に関する悩みと
キャプティブの活用
ポイント活用や延長保証による保証料の会計上、運営上の取扱に悩む企業も多くなっています。キャプティブを活用することによりこれらの悩みを解決することが可能です。